塗替え塗装に対する考え
1 色彩について
皆さんは色彩についてどうお考えですか？
現状のままでいいとか、別に普通でいいとか思っている方も見えると思います。
でも色彩にこだわってセンスのいい色に塗り替えると少しリッチな気分になりますよ。
一度ご経験してみてはいかがですか？
2 塗装の耐久年数について
戸建ての塗替え工事の一番の目的は建物を保護することにあります。
その為外壁の耐用年数を延ばしても、それ以外の工事のために足場を設置しなければならないないことも出てくる為、１０年～１５年程度の耐用年数の材料を選定すべきでしょう
3 材料の選定
まずはお客様の要望を聞くことから始めます。
例:外壁が汚れた時に水洗いできるような外壁にしてほしい。
和風の建物にあった質感のある塗料
石材調（御影石など）の塗料などの高級感がある物
熱を反射し遮熱効果のある塗料
小さい子がいるので、臭いのあまり出ない塗料
それぞれの材料の特長をご説明し、予算に見合った材料を選定します。
4 塗料について
光触媒
この塗料は光が当たることにより表面の汚れを浮き分解し、雨で流すというものです。よって雨が当たらないと効果が少ないのです。また色ムラになりやすいという欠点もあります。
遮熱・断熱塗料
この塗料を塗れば家の温度が下がると勘違いされている方がみえますが、そうではありません。これらの塗料は温度が外壁から内部に伝わるのを遅くする為のもので、冷暖房の効率をよくするためのものです。金属屋根や陸屋根等に塗ればそれなりの効果が得られますが、費用対効果を考えると、エアコンを最新式にしたり、窓ガラスを真空タイプに変更したりする方が安く上がることも多いので、光熱費を下げる為の１手段としてお考えください。
スキン
この材料は石の粒を塗材で固めたもので、石の風合いと高級感があり単価も比較的安いことから広く好まれる材料です。しかし耐候性が劣ることや塗替えの材料を選ぶことから、一般的な外壁には向きません。
石材調塗料
これも上記と同じ風合いがあり高級感がありますが、最終工程でクリアー層を施すため、上記とは違い耐候性にすぐれています。しかしクリアー層がなくなると一気に耐候性が落ちる為、早めの塗替えが必要です。また単価が高いのも難点です。
フッ素樹脂
現在主流として使われるシリコン樹脂の上に位置する塗料で、耐候性にすぐれていますが、色が止まりにくいことや値段が高いことなどから、一般外壁にはあまり使われていません。シリコン樹脂より汚れやすく塗膜も薄いことも欠点です。
5 見積金額について
弊社は基本的に値引きはありません。
他社と比較する上でも適正な価格を表示するためです。
もしご予算に合わない場合は、工事の箇所を減らしたり、仕様を見直したりして対処します。